綾辻 行人〔著〕
講談社 (1995.6)
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館を埋める108個の時計コレクション。鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で10年前1人の少女が
死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが籠る時計館を訪れた9人の
男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは?
第45回日本推理作家協会賞受賞。相変わらず密室男女無差別殺人という言葉に弱いです。他のに比べて結構長かったので読むの
ちょっと大変でしたが…。中村青司の建てた館に住む人は皆どこか壊れているらしい。
今回は登場人物もやたら多くて把握するのにも一苦労でした。
それと今回は「十角館の殺人」で出てきた河南君が再登場です。河南を「こなん」て読むから、
「ドイル」というあだ名だったんだと初めて知りました!普通にかわみなみって読んでましたよ。。。
彼もまた中村青司に囚われている人の一人…?
メインのトリックは考えた人は多そうだけど、ここまで上手く使いこなせた例はないんじゃないか?
というくらい見事に仕上がっていました。ラストは特に圧巻。実写化も多分無理かと。
でも皆さん結構理不尽な理由で殺されてますよ。お約束とはいえ、何か…